インド スリナガル観光スポットとナラナでハイキング

海外旅行記
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今回はご縁あってスリナガルでハウスボードを営む家族に観光やハイキングに連れて行ってもらいました
スリナガル市内の観光スポット紹介とスリナガルのもう一つの魅力である壮大な大自然の中をハイキングしたお話です。(1ルピー=1.7円※2023年9月時点)

スリナガルの1番の観光名所!ダル湖のハウスボード宿泊については
前回の記事「ハウスボード滞在記」をご覧ください

スリナガル観光スポット紹介

Sri Shankaracharya Temple(ヒンドゥー教寺院)オススメ!

ヒンドゥー教のシヴァ神が祭られているお寺。急な階段を上った先にシヴァ神の絵が飾れている小部屋があり
中には白髭を蓄えたおじいさん僧侶がいました

僧侶から祝福を表す「ティカ」というオレンジ色の粉を眉間に付けてくれました↓

お寺まで連れてきてくれたホームステイ先の息子さんと

お寺は高台にあるのでスリナガル市内を一望でき、街中の排気ガスから離れて涼しく過ごせました

ちなみに祭られている「シヴァ神」とは日本の七福神「大黒天」と同一神だといわれています
シヴァ神の妻パールヴァティーとの間に生まれたのが、あの有名な象の顔をもつガネーシャです
ガネーシャがなぜ象の顔なのか知っていますか?知らない人はぜひ調べてみてください
ヒンドゥー教はぶっ飛んでいて面白いです(笑) 
私自身もっと知識深めたいのですが、いろんな神様がいて名前の呼び方もたくさんあって複雑!誰か教えて(笑)

ここの寺院では毎日、ヒンドゥー教徒かどうか関係なくカレーがふるまわれていました
ダルカレーをいただきました。辛くなく美味しかったです♪
おかわりも無料でした。お寺への寄付や賽銭で成り立っているそうですが太っ腹ですよね!
私の地元の神社も意味わからん石像を増やすのではなく、市民へ還元してほしいなんて思ったり(*’▽’)

行き方:バスなどの公共交通はありません。往復でトゥクトゥクをチャーターしましょう
トレッキングルートもあるようですが一番下から往復するとなると素人は1日がかりだと思います

トレッキングルート

入口に警察が立っています。山(舗装道路)をバイクで15分ほど登ったあとに荷物検査とボディチェックがあります

滞在時間:1時間~1時間半目安

入場無料

パリ・マホール(ムガルガーデンと宮殿)Pari Mahal

個人的に古いレンガ造りの建物が好きなので連れてきてもらいました

日本だと落ちないよう柵を設置しそうなところもインドではそのまんまです
迷路のような建物を散策しました

広くはないですがムガルガーデンもあり、ここから眺めるダル湖は絶景でした

営業時間:9:30~19:30

入場料:25ルピー(43円)

行き方:トゥクトゥクをチャーター

※昼過ぎに私が行ったときは観光客で激混みでした。駐車場がいっぱいで車が進まず途中からバイクを降りて歩きました

ニシャット・ガーデンオススメ!Nishat Garden

スリナガルにはムガル帝国時代の芸術「ムガルガーデン」がたくさん残っています
特徴は広大な庭園と噴水や建物などの建築美でしょうか
芸術に詳しくないのでこの辺で…(;’∀’)

手入れされたお花の中をゆっくり散歩したりピクニックしたりとのんびりと景色を楽しむ場所です
スリナガルにはたくさんのムガルガーデンが残っていますが、どこもほぼ同じ「わぁ~お花が綺麗✨」という印象だったので、1か所で満足かと思います

私のおすすめは「ニシャット・ガーデン」を夕方訪れることです
理由① ニシャット・ガーデンはダル湖の目の前に位置しており庭園とダル湖を両方楽しめます
理由② いくら避暑地のスリナガルといえど昼間は日差しが強く暑いです…長時間歩くのは疲れます

夕方涼しい時にダル湖に沈んでいく夕陽を眺めながらお散歩しましょう♪
子供たちが噴水で水遊びしていたり、修学旅行生?が観光したり…学生に声をかけられて一緒に写真を撮りました

営業時間:7:00~19:00

入場料:25ルピー(43円)

※スリナガルの冬は雪が降ります。ムガルガーデンを楽しむなら4~10月頃の温かい時期に

ジャミアマスジットJamia Masjid Srinagar

ちょうどお祈りの時間で中には入れませんでした(´;ω;`)
イスラム教の礼拝所です。町はクラクションと排気ガスでにぎやかですが、一歩敷地内に入ると静かで神聖でした

マスジットとはモスクが訛った言い方だそう
ただ私たちが想像するドームが目を引く建物とは一風変わった形です

正直デリーのジャンムーマスジットに行かれたことがある方は迫力に欠けるかもしれません…

神聖な場所のため肌の露出や髪はスカーフで隠す必要があります
スカーフは入口で貸してもらえます

靴を脱がないといけなくて、日差しでレンガが熱かったです…

スリナガルの市内観光は以上!
ちなみにハウスボードオーナーの息子さんとそのお友達のジョンと一緒に観光したのですが
2人乗りバイクにノーヘルで3人乗りでした!
タイのバイクタクシーに恐る恐る挑戦した2か月前の私からとっても成長しました(笑)

インドでハイキング!ナラナ

ナラナは個人で公共交通機関で行くのはハードルが高く、しっかり楽しむならキャンプ道具一式持参…というレベルなので旅情報として参考になるかは不明ですが、ナラナはスリナガルで一番楽しい場所でした(笑)

キャンプが好きで二輪免許を持っているという方は
バイクをレンタルしてナラナのような(舗装道路が整備されている)山へチャレンジするのがお勧めです!

ナラナへのハイキング内容はこんなかんじ(ハウスボードの息子さんからの提案)

料金10,000ルピー(1万7千円)
・2泊3日
・キャンプに精通した友達のジョン同行(ハウスボードの息子も付き添いで来る)
・食事代、交通費込み
・宿代込み(ホームスティ形式。シャワートイレ共用、ベッドがある個室)

※寝袋でキャンプ5日間だと山の中にある湖まで行けて絶景らしいですが、日本でも寝袋で寝たことないのにインドはハードルが高いので遠慮しました。ちなみに同料金だそう

※1件目のハウスボードオーナーから観光ツアーを持ちかけられましたが、これより高かったです
内容は忘れましたが1日のツアーだったと思います。そう考えると安いし、2件目のハウスボードの宿代は400ルピー(680円)という破格で泊まらせてもらっているので高くは感じませんでした

まずは買い出し!野菜、お肉、缶詰など商店で買いそろえていきます

日用品や缶詰、卵など
八百屋さん
お肉屋さん

ナラナへ出発!
ハウスボードのオーナーのトゥクトゥクでバス停へ(Soura Taxi Stand付近)
バス乗り換え(Four street (ganderbal)の北側付近)
シェアタクシーに乗り換え&ランチ(Kangan Market)という流れで5時間かかりました

雑でごめんなさい💦

ランチ休憩で入ったカレー屋さんが激うまでした
ミートボールカレーで白色はマイルド、赤は辛かったですが食べられるレベルでした
お肉もしっかり味がついていて肉汁じゅわーです

ナラナのホームステイ先は大自然の中でした!(ホームステイといっても部屋や調理器具を貸してもらう感じ)小学生のお子さんが2人いるご家族でした

庭で朝食
ジョンとホームステイ先のお子さん

ホームステイ先には小学生の男の子と女の子がいたのですが、もう元気いっぱい✨
近所の子も来て鬼ごっこの相手したりおんぶしたり…子供と遊ぶのが久しぶりで超楽しかったです
遊びがヒートアップして親から静かにしなさいだの、危ないと注意される光景を見て
あぁ日本と一緒だと、国が違っても話す言葉が違っても家族の在り方は同じなんだなとしみじみ感じました

ジョンがせっせと夕食を作ってくれている間に息子さんに連れてきてもらいました
歩いて5分ほどのナラナの遺跡を散策(中に入れます)ヒンドゥー教の古いお寺だそう

近くには川が流れています。周囲は住民がごみを放棄するそうで、ごみが目立ちました。もったいないです…

夕食はジョンお手製の牛カレー✨
サバイバルナイフを初めて使って野菜を切るお手伝いもしましたよ!(笑)

牛カレー写真は撮り忘れたので作業風景。ナイフ床に直置き…絨毯汚れちゃう…

2日目は10時に家を出発しハイキング開始!
2人とも何度もこの山を登ったことがあるそうでペースが速い
ジョンは3人分の食料を担いでいるのに…
山道では人や家畜と思われる牛、馬とすれ違いました。さすが世界一人口の多い国ですね
こんな山奥にも人が住んでいます

昼ごろに川に到着してランチ休憩!

ジョンがビリヤニを作ってくれました。絶景の中で食べるビリヤニ最高

(手がかじかむほど冷たいのに息子さんはパンツ一丁で川にダイブしたのでびしょ濡れです笑)

食べ終わったお皿やフォークは川の水と砂利で洗います
洗剤さえも使いません。これで汚れが落ちるのかと思いますが、意外ときれいになりました。エコですね!!
正直川の水はきれいに見えましたがちょっと心配(人が住んでいるので生活排水流してないよね…(;^ω^)?)

羊飼いに遭遇!

ランチ後2時間ほど歩くと開けた場所に出ました


すると、、これが○○の葉っぱだよ。ここには自生しているんだ!

は?

聞いてない(笑)
※〇〇にしている理由はお察しください…

どうやらここがゴールのようです
ナラナ激推ししてきたのはツアーと称して自分たちが吸いたかったからなんじゃない?と思いましたが
私自身もいい体験ができたし楽しかったので心に留めておきます(笑)

私は興味ないのでみんなが作って楽しんでいるのを見ていましたが変な知識を付けてしまいました…(笑)
時間を持て余したので周辺を散歩しました

パソコンのデスクトップにありそうな景色

最後はこんな感じでしたが、大自然の中歩くのは本当に楽しかったです
この経験もあって私はトレッキングにハマっていきました
インドの子供たちと童心に帰って遊んだのもいい思い出です

以上でスリナガルは終了!1週間滞在しました

最後に、スリナガル市内の観光はどうしてもトゥクトゥクに頼らざるを得ません
1日チャーターして行きたいところを回ってもらうか現地で信頼できる人を見つけるなど工夫が必要です
トレッキングも個人で行くのはハードルが高いので
英語での交渉が必要ですが現地の旅行会社に相談してみるのもありかもしれません💭

バックパッカーや個人旅行者にとっては少々レベルが高い場所かもしれませんが、いい人と巡り合えればその距離感の近さ?からたくさんの”おもてなし”を与えてもらえましたし、スリナガルもまたインドのイメージを崩してくれた場所です。この情報がスリナガル観光に役立てば幸いです(^^♪

次はアムリトサル編です!それではみなさまシュクリア~

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