
インドから陸路国境越えをしてきた人がまず向かうのがパキスタンのラホール!
インドとはガラッと雰囲気が変わり一気にイスラム教の雰囲気に包まれます
そんなパキスタン・ラホールの基本情報をまとめました!
(1円=0.5パキスタンルピー※2023年9月時点)
※以後、パキスタンルピーが長ったらしくなるため、略称を使いたいです。が使いません
パキスタンの事を「パキ」と呼ぶことは差別行為に当たります
昔イギリスで移民敗訴運動の際、南アジア周辺、特にイスラム教徒を侮辱する際に使われたそうです
私もパキスタンに来るまでは「パキ」が差別用語だとは知らず何度か使いました
時代が変わり、差別用語ではなく略称という認識が広がることを願います
特にパキスタン現地では略さないように注意してください
パキスタン ラホールの宿
私は泊まった宿は「Lahore Backpackers」 エアコン付きの部屋で1泊7ドル(約1,000円)
※パキスタンルピー安のせいなのか、米ドルで言われました。支払いは現金のみ。
パキスタンルピー、米ドルどちらでも支払可能。
最後支払いの際にオーナーから高いレートを言われて少し揉めました…(;^ω^)

予約なしで突撃しても快く対応してくれました
ドミトリーという認識でしたが個室しかありません
エアコンがある部屋が1室だけ空いていたのでよかったです(ファンのみの部屋は少し安い)
9月のラホールはまだまだ暑くエアコンなしでは寝れません
ベッドバグ(トコジラミ)もおらず全体的に清潔で過ごしやすかったです

ラホールは毎日のように停電と断水がありました。
ある日シャワーを浴びていると急に水が止まってしまい、バケツに何の水かわからない少し濁った水をもらって、髪を洗い流す日がありました…もちろん断水の間はトイレも流せません
昼間に停電でエアコンが停まり暑くてバテる日も🌞
ドライヤーはありません。自前のものは電圧によってはブレイカーが落ちるので注意(笑)

この宿は外国人バックパッカーにとって有名なようで、韓国人の1人旅の女の子、オランダ人、マレーシア人など
たくさんの旅行者と交流できたのが楽しかったです
オーナーは優しく明るい人でしたが、支払いで人が変わったように冷たい対応をされたことと、同じタイミングで泊まっていた日本人女性が女性を下に見るような対応をされたといっていたので少し注意が必要です

宿のベランダからの景色
ベランダには洗濯ロープが張られていて洗濯物を干せます
もちろん洗濯機はないので手洗いしていました
ラホールにはもう一つバックパッカー御用達の宿があります「Regale Internet Inn」です
私はキム(韓国人)と一緒に最初「Regale Internet Inn」をチェックしましたが泊まれないといわれました。(営業していないように見えました)
値段はRegale Internet Innのほうが安いらしいですが、少し入っただけでも宿の状態は「Lahore Backpackers」のほうが清潔で過ごしやすそうです
※ホテル選びの注意点※
私は当初ブッキングドットコムで「Hotel White Pearl」を予約していましたが
宿から予約をキャンセルされました
パキスタンには学生のみが泊まれる宿があるそうで、学生ではない私はキャンセルされたのではないかと言われました。サイトには注意事項はなく、だれでも予約できる状態でした
他にもこのような宿があるかもしれないので、外国人(イスラム教以外の国)の口コミがあるホテルを選ぶと間違いないでしょう(ラグジュアリーホテルは別ですが)
パキスタンでキャッシングできるATM
ほとんどクレジットカードが使えないパキスタンで、私は「セディナのMaster Card」と「エポスカードのVISA」でキャッシングをし現金を入手しました
①Allied Bank
Visaが使えます。Master Cardは使えません。
ATM手数料:110円

②United Bank Limited Branch ATM
VisaとたぶんMaster Cardも使えました。
ATM手数料:セディナカードでたぶん無料だったはず(^^;
③Bank Alfalah
Visaが使えます。
ATM手数料:220円(たぶん)
他にもHabib Bank、Bank Islami、NBPなどありましたがギルギットで手あたり次第確認した時には使えませんでした💦 イスラマバードだともしかしたら同じ銀行でもキャッシングに対応しているATMがあるかもしれません
海外旅行クレカおすすめはエポスカード!
海外では現金払いよりもクレカを使える場所では積極的にクレカを利用しています
現金は換金手数料を取られたり、レートが悪かったりしますが、クレカのレートはほぼ実質レートで無駄な手数料を払わなくて済むからです
また、国によって使えない会社(VISA、JCBなど)があったり、不正利用認識されてカードが停止されることもあるので、私は常に3~4枚ほどクレカを持っていきます
せっかくクレカを作るならメリットの多いものを選びましょう!
※セディナカードはレートが良く、キャッシング手数料安いのでおすすめしたかったのですが
現在新規発行を停止しています(´;ω;`)
パキスタンのSIM情報
私は「ZONG SIM」を購入しました
1か月 1,000パキスタンルピー(500円)※手続き料込
ギガ数忘れてしまいましたが十分なギガ数でした
追加料金でゴロの良い?覚えやすい?電話番号を選べますが、無料の番号の中から選ばせてもらいました
購入にはパスポートが必要です
購入後、開線までに半日ほど待ちました。開線しない時は電話するか店に来てねと言われました(笑)
パキスタンの配車アプリは「inDrive」
パキスタンでは「inDrive」が普及していて使いやすかったです
Uberはラホールでは使えましたがイスラマバードでは使えませんので注意してください
「inDrive」は日本の電話番号でも認証できます。海外で日本の通信会社の回線を使えない場合がほとんどだと思うので日本にいる間に登録(電話番号認証)まで済ませておくと楽です
もちろん現地でSIMを買い、登録することも可能です
操作画面はこんな感じ。英語ですが使い方はUberと同じです
現在地が表示されて、行先と車種を指定すると次々とドライバーが表示されます
ドライバーは価格とレビューとともに表示され、ドライバーを自分で選ぶことができます

ダウンロードはこちらから
Appleストア👉https://apps.apple.com/jp/app/indrive-save-on-city-rides/id780125801
Googleストア👉https://play.google.com/store/apps/details?id=sinet.startup.inDriver&pcampaignid=web_share
GPO駅周辺の飲食店とスーパー
ラホールの中心地はGPO駅周辺のエリアです
スーパーやチェーン店、銀行も集まっています。上記の宿「Lahore Backpackers」もGPO駅からすぐで便利です
ラホールGPO駅周辺おすすめの飲食店
がっつり食事するなら「Master Biryani Mall Road Lahore」

チキンティッカビリヤニ500ルピー(250円)が美味しかったです!チキンは骨付きで肉はホロホロでした♪量が多いので大満足です
地元民でにぎわっており人気店のようです
営業時間:11時00分~2時00分
定休日なし
※ラホールは夜遅くまで飲食店が開いています
デザートは「Chaman Ice Cream」



アイスやシェイク、フルーツジュースなどが食べられます
暑いラホールでは何度も通いました(笑)
営業時間:11時00分~2時00分
定休日なし
軽食は「シャワルマ」一択(笑)


シャワルマは210ルピー(112円)。夜にお店(屋台)はオープンします。
場所は宿「Lahore Backpackers」のすぐ前の道でした
ラホールでは食の選択肢がハンバーガー、ビリヤニ、ケバブ、BBQか、チェーン店はケンタッキー、ドミノピザだけでした。がっつり系の食を3泊4日はきつかったです…(笑)
↓道端で売っていたチキンビリヤニをテイクアウト
暑い中、釜に入れて売っていたので傷んでないか心配でしたが、味付けが比較的あっさりめで美味しかったです。お腹も大丈夫でした

GPO駅周辺で買い出しできるスーパー「HKB and Sons The Mall」
「HKB and Sons The Mall」はお菓子やスパイス、洗剤や生理用品などの日用品も購入できるミニモールです

パキスタンは紙製品が安い=生理用品も安いので長期旅行者は買いだめするのも◎
クオリティは日本より劣りますが問題なく使えます
注意点は服屋に入って階段を下りた先にスーパーがあるということです(笑)
スーパーは地下にあります!!
まず、ドミノピザの左隣の服屋さんに入ります

店内を奥に進んでいくと左側に階段があるので、地下におりていきます
たしか階段の案内にスーパーの名前が出ていたはずです

閉店ぎりぎり(21時閉店だったはず)に滑り込んだため、店内の写真がなく分かりにくくてごめんなさい💦
GPO駅周辺はラホール中心地でありながら、わかりやすいスーパーマーケットが皆無でした…
八百屋も見当たらず、食料を買うとしたら道端でロバが荷台を引いて打っているリンゴやバナナくらいです
日用品やお菓子が安く手に入るこのスーパーを知っているといないとでは生きやすさが大きく変わってきますよ!

ラホール観光スポット
バッドシャヒ・モスク

赤レンガで作られたムガル帝国時代のモスクです
敷地は大変広く、モスクの外にはきれいに手入れされたお庭もありました(さすがムガル帝国文化)

バッドシャヒ・モスクに来たならぜひ一緒に訪れてほしいのが「Haveli Restaurant」
ルーフトップでバッドシャヒ・モスクを見下ろしながら食事ができます!



ライトアップされたモスクの景色が最高です✨

二人で2,360ルピー(1,180円)でした!1人換算約600円!
こんないい場所でこの味でこの値段は破格です…
手前のステーキはお肉ホロホロで大変美味しかったです。
ドレスアップしているお客さんもおり、店員の対応も良く高級店という感じでした
ハンバーガーかビリヤニの食生活の中でフレッシュな野菜と洋食の味付けは救いでした(笑)
営業時間:12時00分~0時30分
定休日なし
ラホール城(Lahore Fort)
私はラホール城の入口がわからなかったことと、バッドシャヒ・モスクを優先したかったので、ラホール城は外から眺めるだけとなりました

中では展示物を見たり、民族衣装を着て写真を撮ることもできるようです!
有名どころは以上2か所ですが、ラホールには「ラホール博物館」「ラホール動物園」もありますよ!
最後に、ラホールで危険なことに遭遇することはありませんでしたが、一人で昼間に道を歩いていると「携帯を隠せ。盗られるよ」と言われました。
また、パキスタン全土で言えることですが、物乞いが大変多いです(インドのデリーよりも多い)
駅や道を歩いていたら子供も大人からもお金をせがまれます。
聞いた話では、楽に金を稼ぐために、親が子供に指図している家庭もあるとかないとか…
日本人からすると些細な金額ですが、キリがないですし、圧に負けてお金をあげると前例を作ってしまい、のちの旅行者も大変な思いをしますのでお金をあげることはしませんでした。
厳格なイスラム教国家の旅行に慣れていない人や物乞いに慣れていない人はラホールが危険に映るかもしれません
そんな場所で楽に旅するポイントは「現地人の服装をまねること」です

現代的な服装をしているときは物乞いに囲まれ、値段ふっかけられたりされましたが、頭にヒジャブを巻き民族衣装のような恰好をしていると全くと言っていいほど絡まれませんでした。
パキスタンの民族衣装とってもかわいいのでお土産代わりに買うのもよし!私はイスラマバードで上下揃えました(笑)
ということで次はイスラマバード編です!シュクリア(ありがとう)
コメント
すっかり現地の人になってますね。体に気をつけて旅続けてください。
コメントありがとうございます!
現地人にうまくふん装できました^^
今は日本を少し旅しながら静岡で働いております。
不死身の杉本さんも🍺の飲みすぎなどお気をつけてお体ご自愛くださいね🌸
いつも楽しく拝見させてもらってます。チキンステーキすごくヒンナっぽいですね^ ^
コメントありがとうございます!
パキスタン飯はむつごいながらも大変ヒンナでした😋
アシリパさんはゴールデンカムイがお好きなんですね!(笑)