フンザ カリマバードから秘境「パスー」へ

海外旅行記
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パキスタン旅の大本命!フンザ
フンザは町の名前ではなくパキスタン北部のエリアの名前です
今回は、フンザの中でも秘境?!「パスー」を紹介します!

※パキスタンルピーは1ルピー=0.5円(2023年10月時点)

パスーではクレジットカードほぼ使えません
ATMもありませんでした
必ず、イスラマバードもしくはギルギットで現金を確保してから旅行ください

カリマバード→パスーへの行き方

半日あればカリマバード→パスーへ行けます!
パスーはレストランも観光地も点々とある感じで、徒歩では時間がかかります
最短でも2泊してほしいです!

パスーはカリマバードとはまた違った山の壮大な景色が広がっており
田舎だからこそよりフンザの大自然を楽しめます(^^)/

カリマバード→アリマバード

パスー村に行くにはリマバードを経由します

カリマバードの「ジャパンチョーク」でアリマバード行きのミニバンを捕まえましょう

「ジャパンチョーク」は日本の町という意味です
位置情報はホテルになっていますが、マダルガン通り、カリムアバドロードあたりでミニバン(軽トラ?笑)を拾えます。現地の人はこの改造軽トラを「スズキ」と呼ぶ(笑)

・カリマバード→アリマバード行き スズキ 100ルピー/人(50円)
20分もあれば到着します。人が集まらないと出発しません
私とキムは9時頃ジャパンチョークに向かい、パスーに14時頃着きました。前日に出発時間を確認すべし!

わからなければそこら辺の人に聞いたら快く教えてくれますよ!なんせジャパンチョークですから(#^^#)

パキスタンに日本があるの感動しますね✨
近くに登山家故長谷川さんとそのご家族が建てた学校があり、尊敬の意味を込めてその周辺が日本町(ジャパンチョーク)と呼ばれるようになりました

私は長谷川メモリアルスクールに訪問させていただきました!そのブログはこちらから↓

アリマバード→パスー

アリマバードからパスーへのミニバンは「Mid Town Hotel」から出ています

・アリマバード→パスー行きミニバン 400ルピー/人(200円)
人が集まり次第出発。乗車時間:約1時間半

ギルギット行きバスもミッドタウンホテル近くから出ているそうなので、交通の便はいいですね👍

私はアリマバードを観光しませんでしたが、同行者のキムは1日街歩きをしてこのミニバン情報を教えてくれました!アリマバードは生活色が強く、見どころは特にないようでした!

道中に真っ青な湖の前を通ります!
ホテルもあるので、途中下車して1泊するのもおすすめ

私は通り過ぎただけなので詳細は不明です!

パスー村のホテル情報

おすすめホテル「Shisper View Hotel」

ツイン1泊4000ルピー(2,000円)

WIFIあり、ホットシャワーOK、電気ほぼ24時間OK

推しポイントはこの廊下からの景色……!!!

キッパー山脈が一望できること!!!

机と椅子があるので、ここで一服したり、朝ごはんを食べる時間が至福✨

室内はこんな感じ!シンプルで、リネンも清潔でした

シャワーのお湯は薪を炊いて温めているため、事前にホテルマンにお願いする必要があります!

少し脱線します

お湯をお願いするために、寒い外に出て行かないといけないのでちょっとめんどくさいですが

ホテルマンは気温0度の中、外で火を用意してくれるわけです

お湯を浴びるって本来手間暇がかかること(もちろんパキスタン都市部では蛇口をひねったらお湯が出ます)

日本に帰って何十年と使ってきた実家のお風呂に入ったとき、感動しました。

当たり前だと思っていたことが当たり前でない。実感をもって知れることは幸せなことだと思います。頭で理解するのとは全然違います。

「インド行ったら価値観変わった」などと言われる類の本質はこんな体験だと私は思います

立派なドレッサーがありますが、ドライヤーはありません
持参していたドライヤーを使っているとホテルのバッテリーが落ちてしまいました…(笑)

入口はこんなかんじ

壁に中国語が見えますが、もっとカラコルムハイウェイを北上すると、中国との陸路国境があります

私は国境越えしたかったですが中国ビザを持っておらず断念💦いつかまた来たいです

ホテルの注意事項

パスーのおいしいレストラン🍴

Yak Grill

フンザの名物 ヤクの肉をステーキで楽しめる🍖

アメリカンな雰囲気がおしゃれ!背景のキッパー山脈もかっこよすぎる(笑)
現地のバイク乗り達がいっぱい食べに来ていました

ヤクステーキとパスタ 4,000ルピー(2,000円)

ヤクのお肉は臭みもなく、柔らかくて美味しかったです😋味は牛肉に近いですね!

Glacier Breeze

家庭的な味でおいしい!パスーの伝統料理も食べられます!

メニューが多くて、サラダもありました!パスー3泊4日の滞在中、3回訪れました(笑)

プラオとカレー
量も多い!

ハンバーガー

パティとたぶんフンザチキンカレー

これが大変美味しかった✨

パスーで食べられている料理で名前は忘れちゃいましたが、おかゆのようなものです
パキスタンでは、スパイスや油っこい味が多いのでこんな料理がありがたい!
アプリコットの酸っぱさが効いていてほっとする味でした💛

外観。階段を上った先にあります

【番外編】スーパー

パスーはミニ商店しかありませんでした(笑)
最低限、朝食になりそうなパン菓子や水は確保できます!

パスーの観光スポット

フセイ二ブリッジ

有名です!高いところ、スリルを楽しみたい方はぜひ!

フセイニブリッジ 200ルピー(100円) 
営業時間はGoogleマップでチェックするべし!

自分の足よりも小さい木の板で、自分の足より大きい隙間を渡っていきます(笑)

こうみえて高さ結構あります。

下に見えるのはフンザリバー。

フンザ川の水源はヒマラヤ山脈やカラコルム山脈の氷河です。氷河が移動する際、岩盤を削りながら進むため、非常に細かい岩石の粉末によって灰色がかる特徴があります

パスーからフセイニはすこし距離があり、行きはヒッチハイク
帰りは帰宅途中のフセイニブリッジの従業員さんに声をかけてもらい、バイクに3ケツで戻りました!
歩きだと2時間はかかり、夜だったので本当にありがたかった!

実はパスーサスペンションブリッジに行く予定でしたが、橋を見つけられずフセイニに変更しました💦
こっちは、もっと心もとない橋だそうです(笑)

場所はこちら↓

オールドビレッジ

古い住宅が残っていて、牛、羊、ニワトリなど家畜とともに暮らしている家を見ることができました

絶景の中、童話の中に入り込んだような場所でした。天気がいい日に散策がおすすめ

以前はこの塀の中に家があったのでしょうが、このように塀だけ取り残されている場所が多かったです

奥の方にいくと立派な住んでいる家もありました

オールドビレッジを歩いていくとフンザリバーと、キッパー山脈が綺麗に見れる場所があります

素敵な写真いっぱいキムに撮ってもらいました📸

パスーグレイシア(氷河)

場所がわかりずらく、少々危険だったため最後に紹介

私がパスーに行きたいと思ったきっかけはグレイシア(氷河)に触れられるからでした

が、情報が古かったのか、氷河までの道がなくなっており触ることはできませんでした

氷河の上を歩いてみたかった💭

トレッキングをし、氷河を見ることはできました!

初めのほうは分かりやすい道でした

いい感じに写真撮ってもらっていますが…この場所、上の崖から崩れてきた石や岩だと思います
上の方の崖が崩れ、ある程度の勢いがついてしまえば下は雪崩のようになるでしょう(笑)

キムからここら辺マジで危ないと言われながら行きました(笑)
そもそもフンザ周辺の岩盤はあまり強くないのでしょうね…

もはや道でもなんでもないところを登っていきます(笑)

岩場を抜けると道が復活しましたが、その先は土砂で流れたのか、傾斜のある砂場になっていて


滑ったら川に転落するので諦めました


初めて氷河を見れて感動!昼間は半袖になるくらい暑いですが、目の前に氷の塊があります

途中で落書きしました。だれか見つけてくれたかな~雨で落ちてるかな~

道すがらきれいな色の石を拾いながら帰りました。黄色や赤などきれいな石英いっぱいでした

最後に

ワガボーダー(インドとパキスタンの国境)からパスーまで
2週間ほど一緒に旅をしたキムとはパスーでお別れとなりました!

インドで会ったキムと国境で再会しなければ、1人で情報のないパキスタンを楽しめていたか分からないし
この後行くフェアリーメドウズを知ることもなかったと思う

とにかく情報がなく、電気も途切れるような場所、2人で手分けして交通手段や宿の確保、現地の人へ情報収集や交渉ができたのがありがたかった

フンザは夜が寒い場所だったので、キムのミニポット兼水筒でお湯を飲めたのがありがたかったし

移動の車内では毎回窓際座らせてくれてありがとう!カメラマンしてくれてありがとう!

道中とても心強かったです!!

当時世界2周目と言っていた彼が今どこで何をしているかは分かりませんが、人生を謳歌していることを願って

最後に私が2年たっても覚えている彼の言葉を紹介します

「一度しかない人生、せっかく地球に生まれたのだからいろんな場所を見て回りたい」

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